八代英輝氏 政府の10万円給付方法“二転三転”「結果的に3案選べる形…良い方向にいったのでは」

[ 2021年12月15日 13:39 ]

八代英輝弁護士
Photo By スポニチ

 弁護士の八代英輝氏(57)が15日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。政府が18歳以下の子どもに対する10万円相当の給付に関する指針を自治体に通知することに言及した。

 指針では、現金5万円とクーポン5万円分に分ける方式を基本としながら、「現金10万円一括給付」と「現金5万円を先行支給し追加で5万円を給付する」の三つの方式を明記する。自治体が地域の実態に応じて選択できるよう、それぞれのケースに一律の条件を設けない。自治体が独自財源で給付対象の所得制限を撤廃し、10万円を給付することも容認する。10万円給付を巡っては政府の方針が二転三転したことで自治体に混乱が広がっており、文書で示して明確化することで収束を図りたい考え。

 八代氏は「自治体には結構な混乱と負担をおかけすることになってしまったんだと思いますけれど、結果的に3案選べる形にしたのは、ブレたとは言われますけれども良い方向にいったのではないかなって私自身は受け止めています」とした。

 そして、「ですから、例えば経費を一番減らせるのが一括10万円現金なんでしょうけれども、年内になかなか難しいという自治体っていうのが住民の皆さんから批判を浴びているとすれば、年明け早々に10万円一括という自治体はあんまり声を上げてませんけれども、それでもいいんじゃないかと」と言い、「いろんな方法をその自治体の予算措置、現状に合わせながら、例えばその自治体内に優秀な偽造防止措置が施せるような印刷工場がある所はクーポンを使ってもいいでしょうし。僕はいろいろな方法があっていいんじゃないかなとも思います」と自身の考えを述べた。

続きを表示

2021年12月15日のニュース