志らく 政府の10万円給付方法“二転三転”に「岸田総理が、人からの聞く耳を持ってるのが悪い方に」

[ 2021年12月15日 12:59 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(58)が15日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。政府が18歳以下の子どもに対する10万円相当の給付に関する指針を自治体に通知することに言及した。

 指針では、現金5万円とクーポン5万円分に分ける方式を基本としながら、「現金10万円一括給付」と「現金5万円を先行支給し追加で5万円を給付する」の三つの方式を明記する。自治体が地域の実態に応じて選択できるよう、それぞれのケースに一律の条件を設けない。自治体が独自財源で給付対象の所得制限を撤廃し、10万円を給付することも容認する。10万円給付を巡っては政府の方針が二転三転したことで自治体に混乱が広がっており、文書で示して明確化することで収束を図りたい考え。

 志らくは「岸田総理が結局、いろんな人からの聞く耳を持ってるっていうのが悪い方に出ちゃった」と言い、「いろんな人のを聞いて、じゃあいろんなパターンって、自治体がこれがいいって判断したって、そこにいる区民や市民だとかいろんな考え方の人がいるじゃないですか。家庭の事情によって“10万一括がいい”“半分がいい”って。それ聞いてたらもう何が何だか分かんなくなっちゃうんで、政府が“これが一番なんだ。これが経済が回る。仮にいろいろとお金がかかったとしてもこれが一番なんだ”ってプレゼンをどーんとやって“みんなこれっでやりましょう”の方が私は絶対にいいと思う」と自身の考えを話した。

 そして「政府が自信があるならば、(5万円はクーポンで)いってほしかった。これで経済が回るという自信があるのならば。それで“ほら回らなかったじゃないか”って、その時にまた批判の声が上がってくるんだろうけど」と話した。

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