メッセンジャーあいはら　番組の栄枯盛衰に私見「2時間を3時間とかにすると、うまくいかない」

メッセンジャーのあいはら
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　お笑いコンビ「メッセンジャー」あいはら雅一（52）が15日、MBSラジオの冠番組「メッセンジャーあいはらのYouはこれから!」（水曜後3・00）に出演。テレビ番組の栄枯盛衰について語った。

　リスナーから来年3月で終了することになったフジテレビの情報番組「バイキングMORE」や、その前身の「笑っていいとも!」に対する感想を問うメールが届く。これに対し、あいはらは「我々の見方で言うと、賞味期限が切れたなっていうのは何となく分かりますもんね。それが寿命ですよね。バイキングMOREなんてまだまだやれそうな感じですけど」と述べる。

　さらにかつての人気番組に言及し、「鮮烈な印象があるのが『ひょうきん族』です。『8時だョ!全員集合』を倒して、全盛期ですよ。これこそが面白いと思った」と振り返りつつ、「今ユーチューブで見ると見てられないです」とキッパリ。「やっぱりアドリブの笑いなんですよ、あれって。その場その場の瞬発性の笑いなんです。だから、今見たら、ちゃんと作り込んでる『8時だョ!全員集合』は見られるんです。これは一つの作品としてやっぱりよく出来てるんです。予定調和が嫌で、急にたけしさんがウワーッとなったりとか、さんまさんがアドリブでしゃべったりすることが面白かったんですけど、時を経たら作品としてはそりゃそうですよ。未だにBSでも『全員集合』をやってるのは、そういうことだと思います」とマジメな口調で語った。

　また、番組の時間との関係性にも触れて、「2時間（番組）を3時間とかにすると、うまくいかないじゃないですか。終わっていくのが早くなっちゃうのかなって」と苦笑い。その理由について、「いろんなスタッフが入ってくるっていうのも…。主流派と途中から入ってきた人とか」と続けると、自らの経験談に言及。「ずっと前の話ですけど、昼の毎日の帯番組に出させていただいてて、それが終わって『ちちんぷいぷい』に吸収されたんですよ。居心地の悪さ、素晴らしかったですよ。気を遣っていただいて、『ちちんぷいぷい』のコーナーをもらってやった時に、関西人が埼玉で仕事してるみたいな感じでしたけどね。2つ合体する難しさみたいなものを…」と口にして、番組が人気を維持することの難しさを訴えた。