橋下徹氏 政府の10万円給付方法“二転三転”に私見「本当に悪い典型例ですね」

[ 2021年12月15日 15:24 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が15日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に出演。政府が18歳以下の子どもに対する10万円相当の給付に関する指針を自治体に通知することについてコメントした。

 指針では、現金5万円とクーポン5万円分に分ける方式を基本としながら、「現金10万円一括給付」と「現金5万円を先行支給し追加で5万円を給付する」の3つの方式を明記。自治体の事情を考慮し、それぞれのケースに一律の条件を設けず、クーポンで給付する場合の事務費用は国の補助の対象となる。10万円給付を巡っては政府の方針が二転三転したことで自治体に混乱が広がっており、文書で示して明確化することで収束を図りたい考えとみられる。

 橋下氏は「僕らも経験あるんですけど、政治家が10人、15人集まってみんな議論するでしょ?5時間集まっても、(意見を)A4のペーパー1枚に紙まとめられないんです」と持論を展開。「みんな言うのは言うんだけど、それをどうやってまとめて実行するのかっていうのはそれは政治家が1番苦手としているところ」と指摘した。

 また「だから、政治家が物事を決めて何かやろうと方向性を決めているのは良いんだけど、それをどうやってやるかっていう所は官僚の意見を聞いて仕組みを作らなきゃいけない」と話し、「それをやらなかったらこうなってしまったっていう、もう本当に悪い典型例ですね」と私見を述べた。

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2021年12月15日のニュース