さんま 「ひょうきん族」の秘話語る、1日中撮影も…「フリの部分で頑張んねん」

[ 2021年12月15日 22:49 ]

明石家さんま
Photo By スポニチ

 お笑いタレント、明石家さんま(66)が15日放送のフジテレビ「ホンマでっか!?TV 2時間SP 」(後9・00)に出演。同局の伝説的バラエティー番組「オレたちひょうきん族」(1981~89年放送)についての撮影エピソードを披露した。

 今回ゲストとして登場したのは、東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼(32)。競技の一線から退くことを表明し、タレント活動に意欲的で、「テレビで活躍するためにはどうしていけばいいか」と現在の悩みを口にした。「自分が納得していても、いざテレビを見たら使われていないことあるじゃないですか」と漏らした。

 これに対して「ブラックマヨネーズ」吉田敬(48)は、「面白かったことがカットされたのは反省しなくていいと思う」と助言を送り、「おもろいこと言えたって思って、家帰って見てカットされていたら、俺ホンマにディレクターバカだなって思う」と語った。

 さんまは「面白いから放送するんじゃない、番組も流れがあるから」と冷静にコメント。「まだましやで」と続け、「我々『オレたちひょうきん族』って番組なんて、1日撮るわけですよ。朝の10時くらいから夜中のてっぺん(深夜0時)まで。何時間も、8時間9時間カメラを回して、使うのが24分やからな。そういう戦い」と告白し、驚きの声を誘った。オンエアを見てもカットの連続。「なしなしなしって、絶対放送されるだろうっていうフリの部分で頑張んねん、切られないように」と振り返った。

 共演者は「そんなカットを経験されたのに、まだそんなにしゃべっているんですか、今?全然効率化されない」「アメ車より燃費悪いですね」と厳しめのツッコミ。さんまは頭を抱えて苦笑していた。

続きを表示

2021年12月15日のニュース