谷原章介 八奈見乗児さん追悼「アニメでいっぱい楽しませてもらって。“全国の女子高生の皆さん”って」

[ 2021年12月15日 10:06 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が15日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。3日に90歳で亡くなった声優の八奈見乗児(やなみ・じょうじ、本名白土繁満=しらと・しげみつ)さんを追悼した。

 八奈見さんは、テレビの創成期から活動し、独特のせりふ回しは「八奈見節」と呼ばれた。68年から放送された「巨人の星」では主人公・星飛雄馬の相棒、伴宙太役。バリトンボイスで老け役が多かったため「10代の役はできない」と一度断ったが「そのままでやってほしい」と頼まれ引き受けた。「タイムボカン」のグロッキーや「ヤッターマン」のボヤッキーなど、タイムボカンシリーズでも活躍。「ゲゲゲの鬼太郎」では一反もめん役、「ドラゴンボール」シリーズでは北の界王役やナレーションも担当した。09年には東京アニメアワード功労賞を受賞。15年9月に病気療養のため休業を発表していた。

 谷原は「小さい頃、アニメでいっぱい楽しませてもらって。全国の女子高生の皆さんって。あのフレーズ覚えている」と言い、多くのキャラクターの声を演じたことに「見たら、ああこれもか、これもか、これもかっていうね、たくさんありました」とし、「八奈見さん、ご冥福をお祈りいたします。今までありがとうございました」と悼んだ。

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2021年12月15日のニュース