松田聖子 名曲「SWEET MEMORIES」秘話 初めて曲を聞いた時に思った「もうできない!って」

[ 2021年10月18日 12:03 ]

松田聖子
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 歌手の松田聖子(59)が17日放送のテレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」(日曜後11・00)に出演。ヒット曲「SWEET MEMORIES」の秘話を明かした。

 多くのヒット曲の作詞を手がけた作詞家の松本隆氏(72)が寄せたコメントがVTRで紹介され「『SWEET MEMORIES』は、最初は『ガラスの林檎』のB面の曲だった。ジャズっぽいものだったり、大人の女性の内面とかいろんなものが聖子さんにプラスされて、最初は難しいだろうなと思っていた。でも奇跡が起きた。普通の歌手やアイドルはあそこまでいかないから」。同曲はビールのCMに起用されて大ヒットし、両A面で2カ月後にリリースされて再びチャート1位となった。

 松本氏は「シングルのB面が良いとアルバムも聴きたくなるというのはビートルズが教えてくれた。だから僕はB面でも手を抜かなかった。B面集も1位になったのは画期的なことだったと思う」と振り返り「アルバムの曲は普通みんな忘れてしまうけど、松田聖子とビートルズだけは忘れない。聖子さんの残っている作品はみんなそう。そんな風にして、みんなが覚えて歌い継いでいってくれてるんだ」と思いをしたためた。

 スタジオでコメントを聞いた松田は「えー…すごい!」と感激の面持ち。「SWEET MEMORIES」については「初めて聞いた時、エッて。英語(の歌詞)だし、もうできない!って思ったんですけど。(編曲家の)大村(雅朗)さんが『大丈夫!できる!』って言ってくださって」と振り返った。

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2021年10月18日のニュース