「日本沈没」常盤“激おこぷんぷん丸”松山ケンイチ考案台詞 ネット「懐かしいw」13年の流行語大賞候補

[ 2021年10月18日 09:00 ]

日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」第2話。常盤(松山ケンイチ)は「あの記事で総理は『激おこぷんぷん丸』らしいよ」(C)TBS
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 俳優の小栗旬(38)が主演を務めるTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(日曜後9・00)は17日、第2話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 小栗が2010年10月期「獣医ドリトル」以来11年ぶりに同局の看板枠・日曜劇場に主演。1973年に刊行された小松左京による不朽の同名名作SF小説を原作に、当時も扱われた題材「環境問題」を2021年バージョンとして鮮明に描く。原作に大きくアレンジを加え、舞台は2023年の東京。国家の危機に瀕してなお、一筋の希望の光を見いだそうとひた走る究極の人間ドラマがオリジナルのキャラクター&ストーリーとして展開される。

 第2話は、田所博士(香川照之)が関東沈没の前兆と予測した日之島水没により、環境省の天海啓示(小栗)は日本未来推進会議で早急な対策の必要性を訴える。しかし、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)はただの地滑りと真っ向から否定し、東山総理(仲村トオル)と共に会見を開き、説明。納得がいかない天海だったが、環境ビジネス詐欺の疑いがある企業「Dプランズ」と環境省の癒着疑惑の黒幕は天海だとする記事が週刊誌に掲載され、謹慎処分となる。内外に追い込まれていく天海と田所。国民を守るための“逆転の一手”は?…という展開。

 天海の謹慎を受け、経産省・常盤(松山ケンイチ)は居酒屋で「あの記事で総理は『激おこぷんぷん丸』らしいよ。(副総理の)里城先生(石橋蓮司)に至っては未来推進会議をつぶしにかかろうとしている」と東大同期に伝えた。視聴者の笑いを誘い、SNS上には「懐かしいワード笑」「久しぶりに聞いたw」などの声が上がった。

 「激おこぷんぷん丸」は2013年の「ユーキャン新語・流行語大賞」候補語50語にも選ばれた。

 番組公式ツイッターは「松山ケンイチさん演じる常盤(紘一)の居酒屋での『激おこぷんぷん丸』。あれは松山さんが居酒屋で軽口を叩く同級生の仲を表すべく考えた台詞でした。それに呼応して次の居酒屋では小栗旬さんが『こうちゃん』呼び返し。まさに息ぴったりの2人です」と明かした。

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