高田文夫氏 斎藤佑樹の引退試合に「幸せな人だよね。普通の人はやってもらえない」

[ 2021年10月18日 13:52 ]

<日・オ> 引退セレモニーでスピーチをする斎藤 (撮影・光山 貴大)
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 放送作家の高田文夫氏(73)が18日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演。17日に引退試合に臨んだ日本ハムの斎藤佑樹投手(33)についてコメントした。

 斎藤は打者1人に投げ、降板後のベンチでは大粒の涙を流した。早実時代、06年夏の甲子園で優勝を果たして「ハンカチ王子」フィーバーを生み、早大でも活躍。故障にも苦しんで通算15勝に終わったプロ11年間の現役生活に別れを告げ、ファンへ感謝の思いをあふれさせた。試合後のスピーチでは「皆さまのご期待に沿うような成績を残すことができず、本当にすいませんでした」と頭を下げ「どんなに格好悪くても、前だけを見てきたつもり。やり続けたことに後悔はありません」と話した。

 高田氏は「昨日はハンカチ王子にジーンときたね」と切り出し「最後、マイクであいさつしたけど、幸せな人だよね。こんな引退試合なかなか普通の人はやってもらえないから。ひっそりとこそこそバットをしまって、グローブもしまってロッカーからそっと帰って、それで引退になっちゃうんだから」。最後は「高校、大学って良かったからさ。やっぱプロは大変なんだな」としみじみ語っていた。

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2021年10月18日のニュース