王将戦挑戦者決定Lが開幕 豊島竜王―広瀬八段は飛車先の歩を突き合う滑り出し

[ 2021年9月23日 10:37 ]

初手を指す豊島将之竜王(左)。右は広瀬章人八段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグが23日、開幕した。この日は東京都渋谷区の将棋会館で豊島将之竜王(31)―広瀬章人八段(34)戦が午前10時にスタート。先手の豊島、後手の広瀬ともに飛車先の歩を突き合う滑り出しとなった。

 挑戦者決定リーグは前期の上位4人と予選を勝ち抜いた3人の計7棋士が総当たり戦を行い、成績最上位者が来年1月開幕予定の7番勝負で渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=と対戦する。今期のリーグ参加者は他に永瀬拓矢王座(29)羽生善治九段(50)藤井聡太3冠(19)糸谷哲郎八段(32)近藤誠也七段(25)。

 持ち時間は各4時間。リーグの最終一斉対局は11月24日に決まっている。

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2021年9月23日のニュース