「おかえりモネ」石井正則が存在感「色を取り戻していくような感覚」ホルン演奏再開の宮田さんトレンド入り

[ 2021年9月23日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第95話。百音と菅波のためにホルンを吹く宮田(石井正則)(C)NHK
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 元お笑いコンビ「アリtoキリギリス」のボケ担当で俳優の石井正則(48)がNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で9年ぶりに朝ドラ出演を果たした。菅波(坂口健太郎)の過去に関するキーパーソンの元ホルン奏者役を好演。存在感を発揮している。

 女優の清原果耶(19)がヒロインを務める朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 石井の朝ドラ出演は2000年後期「オードリー」、12年前期「梅ちゃん先生」に続き、9年ぶり3作目。今回は菅波(坂口健太郎)が新人時代に診察を担当した元ホルン奏者・宮田彰悟役を演じた。

 宮田は第65話(8月13日)、菅波が肺の治療方針をめぐる後悔を百音に打ち明けた際に登場。第92話(9月21日)、ボイラーの整備士として汐見湯を訪れ、菅波と6年ぶりの再会を果たした。

 「先生は、私がホルンをやめたことに責任を感じているんですか?先生、私ね、今のこの仕事、凄く好きなんですよ。ボイラーは、そう簡単に取り替えが利くものじゃない。壊れたら、壊れたところを直して長く使う。何だかね、この大きな装置が、自分の体のように思えてね。お客さんから『ありがとう、助かりました』って直接感謝されることもうれしいし。ね?(立ち上がり)でも、先生のこと、ずっと恨んでましたよ。怒りをどこにぶつけていいのか分からなかったし、訴訟だって考えた。先生の責任じゃないってことも分かってるけど。ただ、命は助けてもらいましたからね。今、私は生きてる。それが大事なんだ」

 そして、23日に放送された第94話。菅波は百音に宮田を紹介。菅波は前日、宮田のホルン再開に胸を打たれ、百音へのサプライズとしてホルン演奏を宮田に依頼していた。

 宮田の小学生の息子が音楽好き。しまっていたホルンを見つけた息子に「吹いて、吹いて」とせがまれ「何か自然と手に取れたんです。吹いてみたら、案外、音が出て。でも、5年間ケースもあけてなかったし、ほら、息も続かないしね。でも、息子は大喜び。『お父さん、凄い、凄い』。スタンディングオベーションの拍手喝采です。最高でした」――。

 石井は「最初に宮田を演じさせていただいた時、『モノクロームの世界」で生きているような感覚がありました。気持ちが暗いわけじゃない。明るく朗らかなのだけれど、彼の生きている世界は昔の映画のように色がない、みたいな。しかし、ホルンを吹くシーンになった時、世界がホルンを中心に色を取り戻していくような感覚を覚えました」と撮影を振り返り「音楽は人生に『彩り』を与えてくれる。菅波先生、百音さんのこれからに、そして作品に『彩り』を添えることができていたら幸いです」。百音&菅波への宮田のホルン演奏は明日24日に放送される第95話に登場する。

 この日は放送終了後(午前8時20分)に「宮田さん」がツイッターの国内トレンド12位に入る反響を呼んだ。

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