願ってもないスタート!新田真剣佑 実写映画化「聖闘士星矢」でハリウッド初主演!

[ 2021年9月23日 05:30 ]

「聖闘士星矢」をハリウッドで実写映画化した「Knights of the Zodiac」に出演する(左から)ニック・スタール、ショーン・ビーン、マディソン・アイズマン、新田真剣佑、ディエゴ・ティノコ、ファムケ・ヤンセン、マーク・ダカスコス
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 俳優の新田真剣佑(24)が、車田正美氏(67)原作の人気漫画「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」を米ハリウッドで実写映画化する「Knights of the Zodiac」(原題)に主演する。22日、東映アニメーションとソニー・ピクチャーズグループが発表した。新田はこれを受け、自身のインスタグラムに米映画誌「ハリウッドリポーター」ウェブ版に掲載されたニュースの画面を投稿。「東映とソニー・ピクチャーズから、ついに解禁されました」と報告した。

 「聖闘士星矢」は1985年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載がスタートし、単行本の累計発行部数は3500万部以上。86年からはテレビアニメも始まり、フランスなど欧州を中心に世界80カ国以上でオンエアされた。劇場アニメーション映画も6本製作されるなど世界的な人気を誇っている。

 小宇宙(コスモ)という力を得た戦士たちが、聖衣(クロス)と呼ばれるよろいをまとい、現代によみがえった女神アテナを守るために戦う物語。実写化は2017年に発表され、幼い頃に生き別れた姉を探す主人公の星矢が謎の女性・沙織(英名シエナ)と出会うことで戦いに身を投じていくオリジナルのストーリーが描かれる。

 共演者には「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・ビーン(62)、「X―MEN」シリーズのファムケ・ヤンセン(56)ら人気俳優がずらり。今年に入ってからハンガリー、クロアチアで撮影が行われ、このほどクランクアップした。公開は未定だが、日本の配給は東映、中国・中東以外の海外はソニーが手掛ける予定。

 新田にとっては18年「パシフィック・リム:アップライジング」に続く2作目のハリウッド大作。米での仕事を優先するため、今年4月に日本の事務所を退社。願ってもないスタートとなった。ハリウッドリポーターでは「国際的アクション俳優・千葉真一の息子」とも紹介されており、8月に急逝した父が果たせなかった夢を着実に手繰り寄せている。

 ◇新田 真剣佑(あらた・まっけんゆう)1996(平8)11月16日生まれ、米ロサンゼルス出身の24歳。高校卒業まで米国で暮らし、14年から「真剣佑」の芸名で日本での芸能活動をスタート。17年「ちはやふる 上の句/下の句」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。同作で演じた綿谷新から1字取って芸名を「新田真剣佑」に変えた。

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2021年9月23日のニュース