フット岩尾 大統領がコロナ軽視言動のブラジルに皮肉「密フェスも次、ブラジルでやったら」

[ 2021年9月23日 17:35 ]

「フットボールアワー」の岩尾望
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 お笑いコンビ「フットボールアワー」の岩尾望(45)が23日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、新型コロナウイルスをめぐり物議を醸す言動を続けるブラジルのボルソナロ大統領について、私見を語った。

 同大統領はニューヨークで開かれた国連総会に、求められていた新型コロナワクチンを接種しないまま出席。さらにノーマスクで演説台に立った。さらに、側近らと路上でピザを食べる写真が投稿されるなど、さまざまな行動が問題視された。店内で食事するためには接種証明書の提示が義務づけられているため、仕方なくの路上食いになったとみられる。しかも、同行していたケイロガ保健相が新型コロナ感染が発覚するという、コントのオチのような事態に陥っていた。

 同大統領が米国滞在中、その状態で数々の要人と会談を行っていたことに、岩尾は「おそらくそういうことで有名だから、周りの人たちも警戒しながら対談しているでしょう」と推測した。

 新型コロナを軽視する数々の言動で知られるボルソナロ大統領だが、一方で熱烈な支持者も多い。米国滞在中には、宿泊先に多くの支持者が集まり、マスク未着用のまま密な状態で対応していた。岩尾は「地方議会のいち議員がこういうことを言うんじゃなく、結構大きい国の大統領がこういうことを言うてて。去年の3月から『コロナはただの風邪』と言い続けて、ずっと大統領でおれてるということが不思議ですよね」と、その支持率の根源に疑問を口にした。

 さらに、「密フェス言われてる『NAMIMONOGATARI』も次、ブラジルでやったら。もう常滑ではできないでしょう」と、不十分な感染防止策が指摘され問題になった愛知・常滑市での音楽フェスを引き合いにしたジョークで笑わせていた。

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2021年9月23日のニュース