吉村知事 感染急拡大に備え、ロックダウン法整備の必要性を訴え「しなくて済めばいいけど…」

[ 2021年9月18日 11:40 ]

 大阪府の吉村洋文知事が18日、読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)に生出演。新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備えて、ロックダウンを可能とする法整備の必要性を改めて訴えた。

 吉村知事は「ロックダウンはしなくて済めば一番いい」と前置きした上で、「やはり想定を超える感染爆発は想定しなければいけないと、今回の第5波を見てさらに思いますので、準備しとかなければいけないと思います」と口にした。

 さらに「新たな変異株が出てくるかもしれないですし、もっと感染力が強いやつが出てくるかも分かりません」とコロナウイルスの脅威を口にして、「その時、誰が一番被害を受けるのかというと、病床が逼迫してあふれ出して、守れる命を守れなくなることは絶対に防がなければならない。それに対して何らかの対策があるんですかとなると、過ぎ去るのを待つみたいな状況になっているので、それを国民が良しとすればいいんですけど、僕は違うと思います」とキッパリ。「いざという時、今までは事業者に任意の要請でしたけど、個人の方も外出を一定規制する、そしてそれに反したら一定の罰なんかもあるというのは、社会全体を守るために必要だと思っています」と訴えた。

 その上で、最後に「ただ、これを使わないようにする策を考えなきゃいけない」と繰り返し、ロックダウンはあくまでプランB(次善の策)であることを強調した。

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2021年9月18日のニュース