Matt「桑田の顔に泥を塗った」バッシングに悩んだ日々も…父・桑田真澄氏からの金言に感謝

[ 2021年9月6日 20:21 ]

タレントでミュージシャンのMatt Rose
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 巨人の桑田真澄投手チーフコーチ補佐(53)の次男で、タレントのMatt(27)が6日放送のフジテレビ系「痛快TV スカッとジャパンSP」(後7・00)に出演。周囲からのバッシングに悩んでいた時、父にかけられた言葉に救われたと明かした。

 大学生のころ、ブライダルモデルとしての活動を始めた。仕事をする中で「うちの事務所の専属モデルにならない」と、ブライダル会社の社長にスカウトされ、「あなた、星の王子さまになりなさい、星の王子さまのようなモデルを目指すの」と助言された。その出会いがメークに挑戦するきっかけだったという。

 独学でメークの研究を重ねた。2016年、ハロウイーンの仮装をした自身の姿をSNSにアップして注目を集め、翌年にはテレビに出演。一躍、人気となるもネット上などでは「目立ちたいからって狙いすぎ」「桑田の顔に泥を塗った」などと、バッシングが。Mattは「2年くらいはずっとそれが続いて結構辛い時期でしたね」と振り返った。

 父に迷惑をかけているのでは、と悩んでいたある日。「大丈夫か?常識にとらわれなくていい。大事なのは自分が信じた道を貫くこと、それでいいんだよ」。父が初めてメークのことを口にした。この言葉を受けて、吹っ切れたとMatt。その後、迷いなく我が道を貫いていったそうだ。

 VTR出演した桑田氏は、「僕もこういうプロの世界でやってきて、全員が味方じゃないし。半分以上は敵だと思ってやってきたので、Mattにはそれも話しました」と回顧。「理解してくれる人もいるし、理解してくれない人もたくさんいると思う。でも自分が信じた道を行きなさいって(伝えた)」と続けた。「これから、またいろんな人と出会って。だまされることも多いし、傷つくこともたくさんあると思うけど。常に自分を信じて、周りの人に感謝の気持ちを持って、人生を歩んでいってもらいたい」と息子にメッセージを送った。

 スタジオのMattは父のエールに顔をほころばせ、「こういうVTRがあると思わなかったので、すごい感動しました」と話していた。

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2021年9月6日のニュース