住吉美紀アナ オリパラ17日間のボラ終え「ちょっとふわふわ雲の上」「すでに少し、ロス状態」

[ 2021年9月6日 08:13 ]

住吉美紀アナウンサー
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 フリーアナウンサーの住吉美紀(48)が5日、自身のインスタグラムを更新。ボランティアで参加していた東京五輪・パラリンピックの閉幕に思いをつづった。

 パラでは、車いすテニス会場での通訳などを務めていた住吉アナ。「およそ24時間前に2021年の私の夏が終わった。パラリンピック・ボランティアの仕事が昨夜で終わったのだ」と感慨。「最後は日付が変わる直前まで、車椅子テニス男子シングルス国枝選手とエフべリンク選手の決勝とその後のインタビュー対応」と報告した。

 「オリ・パラと合計17日間のボランティア活動の最後をあんなに素晴らしい試合と国枝さんの金メダルの大感動の場に立ち合う形で締めくくれたなんて、もう自分にとっては奇跡的。ボランティア活動の締め方としてこれを超える形はありませぬ」と、最後の担当が国枝慎吾(37=ユニクロ)がシングルスで2大会ぶり3度目の金メダル獲得した一戦だったことに触れ、「緊張と喜びと、号泣と感動とインスピレーションの嵐。国枝さんはプレイも人間もかっこよすぎて、さらに金メダルを巡るこれまでのことやインタビューでの言葉が感動的過ぎて。他の国の選手たちもみな、それぞれのドラマとパッションがあり、プレイの技も気迫も溜め息もので。こんなに心が動いたのはいつぶりだろうか」とつづった。

 「その後24時間はちょっとふわふわ雲の上にいるようで。興奮と疲れもあってまだ沈殿してこない」と住吉。「でも、キーワードやキーアイデアはポッポコと浮かんでくるので、これからいろんな新しいことを考えたり行動に移したりしたくなりそうだ。昨年のコロナ罹患後に人生観変わったような そんな価値観の変革なのか、再確認なのかが来そうだ。ボランティアでこんな心の動き方をするとは始める前には想像していなかった。なんてありがたいことなのだろう」とした。

 「ひとつだけはっきり言葉になったことは、自分がスポーツ選手を尊敬する理由。オリンピアンもパラリンピアンも完全に実力勝負で、誤魔化しが効かない。強みも弱点も、そのまま出して、挑む。強くなるには誠実に研究や練習をコツコツと続ける、それを花開かせるしかない。権力やお金や名声やコネなどが全く通じない、自分の心技体飲みで道を切り拓く、潔い世界。結果をすべて自分の責任で受け止める。そこが本当に恰好いいし、尊敬するし、好きな理由なのだと気づいた夏」と記し、「うむ。すでに少し、ロス状態だな。また沈殿してきたら整理しようっと」と締めくくった。

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