「TOKYO MER」小手伸也「全員ずっと泣きながら撮影」“死者0”途切れるも「歩み続けなければ」

[ 2021年9月6日 11:30 ]

日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」第10話。沈痛な冬木(小手伸也)(C)TBS
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 俳優の小手伸也(47)が5日深夜、自身のツイッターを更新。同日放送され、視聴者絶句の展開となったTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(日曜後9・00)第10話を振り返った。

 <※以下、ネタバレ有>

 俳優の鈴木亮平(38)が同局看板枠・日曜劇場初主演を務め、「僕のヤバイ妻」「グランメゾン東京」などで知られる黒岩勉氏がオリジナル脚本を手掛ける医療ドラマ。コロナ下の医療従事者に勇気を与えるべく、都知事の号令により新設された救命救急のプロフェッショナルによる架空のチーム「TOKYO MER」の奮闘を描く。

 「MER」は「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。チームは最新の医療機器とオペ室を搭載した“動く手術室”専用の大型車両「ERカー」を駆使。事故や災害の現場に急行し、いち早く負傷者に救命処置を施していく。

 第10話は「最終章 前編」。チーフドクター・喜多見幸太(鈴木)がテロ組織への関与を疑われ、出動禁止を命じられた「MER」。そんな中、とある大学の教室が爆破される。救助のため駆け付けた喜多見と音羽尚(賀来)だったが、さらなる爆破テロを仕掛けたエリオット・椿(城田優)のワナだった。爆弾が仕掛けられた校舎内で重傷者のオペを行う2人だが、SNS上の噂を信じ込んだ学生たちは喜多見をテロリストと疑い、喜多見を閉じ込めるまさかの行動に。2人を襲う最大の危機。そして、ついに、初の死者が…!?という展開。

 喜多見の最愛の妹・喜多見涼香(佐藤栞里)が椿の爆弾の犠牲に。「MER」の懸命の蘇生措置も間に合わず。「MER」がどんな絶体絶命のピンチでも続けてきた「死者0」が、ついに途切れた。

 麻酔科医・冬木治朗役を好演している小手は自身のツイッターで「第10話、ご視聴ありがとうございました。つらいですね。みんな、つらかった。全員ずっと泣きながら撮影してました。皆さん、まだ気持ちの整理がつかないことかと思います。今日、昼間の撮影中みんなで虹を見ました。私たちはそれでも歩み続けなければならない。最後まで見届けていただけたら幸いです」と心境。最終回は12日、15分拡大で放送される。

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