フジ 新ドラマ枠「月10」の狙い「2時間どっぷりドラマの世界観に浸っていただきたい」

[ 2021年9月6日 12:00 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビは6日、10月改編記者発表会をリモートで行い、月曜10に新設するドラマ枠「月10」について言及した。

 この秋から看板ドラマ枠「月9」から連続で月曜午後10時にもドラマを放送する。10月からは窪田正孝(33)主演の人気ドラマの続編“月9”「ラジエーションハウス2」から綾野剛(39)主演の新ドラマ“月10”「アバランチ」へと流れる。

 月曜10時台は日本テレビ「しゃべくり007」やテレビ朝日「報道ステーション」などが放送されている。今春からテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」も同帯に移動したばかりで、し烈な視聴率争いが繰り広げられている。枠から枠へと“縦の流れ”で視聴者を離さないのが番組編成の基本戦略。フジテレビの月曜10時は長らく「SMAP×SMAP」が看板を担ってきた。月曜10時ドラマ「ゲツジュー」が、新たな“ヒット枠”として定着するのか注目が集まる。

 今回の枠移動の狙いについて、関西テレビの東京編成部長の島本元信氏は「月曜日はフジテレビ制作の月9ドラマに続きまして、月10ドラマを編成することにより、フジテレビの月曜日はドラマだ!という枠のイメージをつけ、視聴者には2時間どっぷりドラマの世界観に浸っていただきたい」と説明した。

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2021年9月6日のニュース