フジ ドラマ2時間連続ドラマ枠で視聴者層の差別化は“あえてなし”のワケ

[ 2021年9月6日 13:25 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビは6日、10月改編記者発表会をリモートで行い、この秋からの月曜日の2時間連続のドラマ枠について、視聴者層の差別化はしないことを明かした。

 この秋から看板ドラマ枠「月9」から連続で月曜午後10時にもドラマを放送する。10月からは窪田正孝(33)主演の人気ドラマの続編“月9”「ラジエーションハウス2」から綾野剛(39)主演の新ドラマ“月10”「アバランチ」へと流れる。

 視聴者層の差別化について、同局の中村百合子編成部長は「内容、ジャンルは関西テレビさんとこれからも検討を重ねながら、さまざまな2本で視聴率アップ、多くの女性層に響くドラマというのを念頭に置いている」と説明。「視聴者層の差別化ということよりも、同じターゲットをより求めながら、お互いにいい形で、ライバルでもありながら、いい作品にしていければ」とした。

 関西テレビの東京編成部長の島本元信氏は「『月9』からの流れをしっかりと受け止め、2時間枠のドラマを視聴していただきたい。ターゲットの差別化はあえてすることは考えておりません。週の最初の月曜日に、明日への活力にしていただける、9時からのトータル2時間のドラマ編成を考えております」とした。

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2021年9月6日のニュース