特別編集長・爆笑問題が見たパラ熱戦13日間 人と人の輪の大切さ感じた

[ 2021年9月6日 05:30 ]

パラリンピック閉会式を迎えテレビ観戦する太田光(右)と田中裕二(撮影・会津 智海)
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 5日に幕を閉じた東京パラリンピック。スポニチの東京五輪・パラリンピック特別編集長「爆笑問題」の太田光(56)と田中裕二(56)は「コロナ下だからこそ、人と人の輪の大切さを一層感じさせる大会だった」と13日間の熱戦を振り返った。選手自身の努力、選手をサポートするスタッフに拍手を送った。

 田中 今日でパラリンピックも終わったね。華やかな閉会式だった。

 太田 「すべての違いが輝く街」を完成させていくって演出が良かった。「ビューティフル・ネーム」が流れていたね。ゴダイゴの凄さを感じさせたセレモニーだった。

 田中 そこじゃないだろ!懐かしかったけどね。

 太田 いや~、これで俺のオリパラも終わった。明日からどうしたらいいか分からないよ。

 田中 そこまでじゃないだろ!ところで最終日まで凄い戦いがあったね。ブラインドマラソン女子の道下美里選手は30キロすぎからの独走で金メダルに輝いた。

 太田 素晴らしい走りとともに、注目したのが選手と一緒に走ってるガイドランナーさん。あのペースで走れるって、誰なんだ、お前は!

 田中 なんだそれは!元箱根ランナーとか実業団でやってた人もいるし、凄い人たちの集まりなんだよ。例えば道下選手は20~70歳までのガイドランナーさん約10人と一緒に「チーム道下」っていうのをつくって練習している。早朝5時から坂道ダッシュをしたり、月間1000キロ以上走り込む仲間もいるんだって。選手とガイドランナーは競技に役立つ力とともに信頼関係を築いているんだ。

 太田 試合を見ていて凄くそれが分かったね。この大会を通じて感じたのは人と人の距離の近さ。空間の距離ではなく、気持ちの近さ、相手に対する熱量だね。

 田中 チームワークの良さが随所に見られた。

 太田 五輪や普段の俺たちの生活でも支え合うのは当然あるけれど、それがパラリンピックでは選手とガイドランナーさんの姿として試合の中で皆が見ることができた。懸命に声を掛けたり、手を取り合って喜んでいた。人と人の距離が遠くなりがちなコロナ下だからこそ、見ていて感じるものがあった。

 田中 そうだよね。ガイドランナーの他にも、コーラーと呼ばれる人もいる。走り幅跳びでは選手の歩幅やリズムに合わせて「1、2、3」とか、声や手拍子で情報を伝えているんだ。こうしたコーラーが凄いのはボイストレーニングもしてること。今大会は無観客だったから、よりその声が響いて存在感があったよね。

 太田 選手と気まずくなったりとかはないのかな?俺らは本番5分前にけんかが始まる時ってあるからね。田中が「もう解散だ」って言いだしたりして。ウチの場合は俺が悪かったってとにかく謝る。選手の場合はどっちが謝るんだろう?

 田中 そもそもケンカするかも分からないだろ!

 太田 今大会は新時代の人との交わり方を見た気がしたよ。コロナ下の制約の中でも、しっかり周囲とコミュニケーションを取って信頼し合って生き生きと挑んでいた。

 田中 後に振り返った時に大きな意味のある大会になるだろうね。

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