加藤浩次 「スッキリ」放送倫理違反に「しっかり受け止め、しっかり検証」

[ 2021年7月22日 08:45 ]

加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(52)が22日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。今年3月放送の、同番組内でアイヌ民族を傷つける不適切な差別表現があった問題についてコメントした。

 21日、BPOの放送倫理検証委員会は、放送倫理違反があったとする意見書を公表した。今回の問題は、今年3月放送の同番組の中で、アイヌ民族の女性をテーマにしたドキュメンタリー作品を紹介した際、不適切な差別表現があったもの。BPOの放送倫理検証委員会は、プロデューサーら10人からのヒアリングを含む調査の結果、「番組のスタッフの間に、アイヌ民族やアイヌ差別に関する基本的な知識が決定的に不足していた」と指摘。その上で、問題が起きたコーナーには専任の担当者がいないなど、隙だらけのチェック体制であり、最終チェック体制が極めて甘かったなどとして、放送倫理違反があったという判断を下した。

 日本テレビは「BPOの意見を真摯に受け止め、今後の番組制作にいかし、再発防止に努めてまいります」とした。同番組では、なぜ差別表現をしてしまったのか、放送に至る流れを検証し、再発防止の取り組みについて後日放送で伝えていく予定。

 加藤は「BPOの委員長、さらに委員の方がおっしゃっていた通りだと思います」と発言し、「なんでこんなことが起きてしまったのか、我々スタッフそして出演者も含め、強く重く今回のことをしっかり受け止めた上で、今後どうしたらこういったことが起きないのかということをしっかり検証、そして今後対策をどのように出来るのかていうことをやった上で、考えた上で、後日スッキリの番組内でしっかりどうなったということを皆さんに、ご報告したいと思います」と説明。「8月中には放送できると思いますんでそれまで、みんな一丸となって頑張りたいと思いますんでよろしくお願いします」とした。

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2021年7月22日のニュース