舛添要一氏「逆なんだよ!」とチクリ、西村氏「金融機関から働きかけ」発言に私見

[ 2021年7月11日 18:15 ]

舛添要一氏

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が11日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演。西村康稔経済再生担当相(58)が8日夜の記者会見で、酒類提供停止の要請を拒む飲食店の情報を取引金融機関に流し、順守を働き掛けてもらう方針を表明したことに言及した。

 西村氏は9日午前には要請を守っている店との不公平感を解消するのが目的として実施の意向を改めて示したが、露骨な圧力だといった批判が噴出。政府は同日にこの方針を撤回した。

 この件についてコメントを求められた舛添氏は、「言い過ぎですね」「いらんこと言っちゃったってこと」とバッサリ。フリーアナウンサー・本仮屋リイナ(30)は、西村氏の方針を「ただでさえお休みさせられたり、時短で大変なのに、最後の追い打ちをかけるような形」と表現し、「飲食店の方はどうやって暮らしていけばいいと思っているんだろうこの人?っていうのが、すごく疑問です」と述べた。

 「逆に言うべきは」と舛添氏。「金融機関の皆さん方の融資の基準がおありでしょうけれども」と前置きした上で、「みんな困っているので、ぜひお金を(飲食店に)融通してあげてくださいって(西村氏が)言うなら拍手なんです」と指摘した。「逆なんだよ!」とチクリ、刺すことも忘れなかった。スタジオには「ホンマそうですね」「正反対ですもんね」と同調する声が響いた。

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2021年7月11日のニュース