石橋貴明 松坂の引退に「誰かが時代を終了する時に、新たなスーパースター候補が扉を開く」

[ 2021年7月11日 16:25 ]

石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(59)が、11日放送のTBSラジオ「日本生命presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。7日に今季限りでの現役引退を発表した西武・松坂大輔投手(40)について語った。

 「松坂大輔投手が現役を今シーズンで引退すると、寂しいニュースが流れましたね」と切り出し、「松坂君とはですね99年、プロ1年目で大活躍した時に『食わず嫌い王』に来てもらって、それが初めて松坂君と会った1番最初だったんですけども、まあ色々思い出しますね」と回想。「実際、大輔が投げてる試合見たの何だろうなって思って、考えてたんですけども、99年デビューした年のオールスターをメットライフドームで見たんです。その時、パ・リーグの先発投手が大輔で、セ・リーグが上原君(上原浩治氏)だったんですよ。後に、2人ともボストンに行くわけですけど」と当時を振り返った。

 オールスターの時に思い出があるようで、「試合前に大輔にサインボール貰って、その横にイチローがいたからイチローにも『書いて』って言って、だからイチローと大輔のダブルネーム99年オールスターのボールを僕は持っているんですけども」と松坂とのエピソードを披露。続いて、「2006年のWBCの決勝、あれ僕見てるんですよ。大輔だったねと思って、対キューバですよ。いやあ、すげえ試合でピリピリしてて、あれが大輔の試合見て、1番思い出に残ってる試合ですね」と思い返した。

 「なんかここ何年も会ってなくて、最後こうやって投げずに終わってしまったのかと。先週出てくれた藤川球児くんも、いわゆる松坂世代で『投げる姿を見せて、大輔はやめるべきだ』ってずっと言ってましたけども」とポツリ。そして、「もう98年夏の甲子園を彩った松坂世代はいよいよ、ソフトバンクの和田君(和田毅投手)だけなんですね。そして、この1つの時代の扉が閉まる瞬間に、新たな時代の扉を開けるように大谷君が今週オールスターに。何か不思議なことがありますよね。野球も相撲も色んなスポーツ、誰かが時代を終了する時に、新たなスーパースター候補が扉を開くという」としみじみと語った。

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2021年7月11日のニュース