「ドラゴン桜」Paravi版 最終回8分以上 全話に未公開映像 桜木&水野&東大専科の関係性を濃厚に

[ 2021年7月11日 17:00 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」最終回(第10話)。卒業式で水野(長澤まさみ・右端)に感謝の言葉を贈る桜木(阿部寛)(C)TBS
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 俳優の阿部寛(57)が主演を務め、6月27日に最終回(第10話)を迎えたTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)の「未公開映像付きParaviオリジナル版」が12日午前0時から動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で全話一挙配信される。

 全話に未公開映像をプラス。最終回は8分以上の未公開映像が追加された。

 TBSの飯田和孝プロデューサーは「今回の『ドラゴン桜』未公開映像付きParaviオリジナル版では、生徒同士の関係性、桜木先生、水野先生との関係をより濃くすることができました。最終回はオンエアに加えて8分以上の未公開映像を追加しております。それによって、桜木先生と水野先生のコミカルなやりとりが増え、生徒への思いがよりボリュームアップしています。また、反響を頂きました“あのシーン”も、ほぼノーカットで入れ込むことができました」とアピールした。

 阿部が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今作は現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開された。

 阿部が伝説の弁護士・桜木役に再び挑戦。女優の長澤まさみ(34)が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得した。続編はドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招いた。

 最終回の平均世帯視聴率20・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は今年の全ドラマ1位に輝く大ヒット。最終回は東大専科の合否、予告されていた“最強助っ人”登場に注目が集まった。

 続編レギュラーの長澤に続き、最終回は小池徹平(35)&中尾明慶(32)&紗栄子(34)、声だけながら山下智久(36)、新垣結衣(33)の順に前作生徒役キャスト6人が次々に登場し、揃い踏み。サプライズの連続に、SNS上は騒然となった。

 16年経っても変わらず胸に響く桜木のメッセージ、東大専科の生徒たちの努力が列島に感動をもたらした。

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2021年7月11日のニュース