志らく 五輪開催近づき「ひるおび!」発言機会に変化「恵さんは私に振らない」

[ 2021年7月11日 12:06 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。五輪開催が間近に迫り、レギュラー出演中のTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)での発言機会に変化が起きていることを明かした。

 東京都の4回目の緊急事態宣言が決まる中、五輪は“無観客”での開催が決定。一方で、日本最大級の野外音楽祭「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」が茨城県医師会などの中止要請を受け、中止を発表。アーティスト側から不満の声が出ていることを取り上げた。

 志らくは「(フェスを)止めるっていうのは英断ですよね」と評価。そのうえで「じゃあ、オリンピックはどうなるんだって、結局、そこになる」と指摘し、「オリンピックは無観客だけど、世界各国からいろいろな人が集まって、そんな来てない段階でいろいろと問題が起きている。だから、選手同士が感染することもあるし、選手村という密室の中でどんな対策をしたって、感染が広がって、大切な人の命を奪われる可能性がある。医師会の要請で(フェスを)中止にするのは、(本来は)医師会だって、オリンピックは無謀ですよ!っていっていて、(五輪を)やめるって判断があってもおかしくなかったのに(中止しなかった)。(だから)オリンピックだけ特別なんですよね」と声を荒げた。

 さらに「特別に特別なイベントだけど、世界平和のためのイベントなんですよ。世界平和のためのイベントなんだ、コロナに勝った証なんだっていうけど、撤退することだって世界平和のためになる。別に日本でやらなくても、何年か後にはある。今の選手が出られないことは本当に気の毒だけど、でも、人の命には代えられない」と続けた。

 東京五輪の開催までは2週間を切った状況。「『ひるおび!』なんてオリンピックを取り上げると、恵さんは私に振らないもん」と司会のタレント・恵俊彰(56)から話を振られなくなったと告白。「(五輪開催に)反対だってこと知ってるから」とその理由も理解しているとしながらも「明らかに減りましたね」と苦笑した。

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2021年7月11日のニュース