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宮澤佐江 40周年の「ピーターパン」タイガー・リリー役、3度目出演は「好奇心旺盛ではっちゃけてます」

[ 2021年7月11日 06:30 ]

ミュージカル「ピーターパン」でタイガー・リリーを演じる宮澤佐江
Photo By 提供写真

 1981年の日本初演から40周年を迎えるミュージカル「ピーターパン」(22日開幕、東京・めぐろパーシモンホール)にタイガー・リリー役として出演する宮澤佐江(30)が作品に懸ける思いを語った。

 宮澤はこれまで「ネバーランド」に住む森の住人のリーダーの娘、タイガー・リリー役を2017、19年に演じてきた。「2年前に2度目のタイガー・リリーを演じて、完成させた気持ちでいた。(今回)新たな演出で進化というものを試してみたい、挑戦してみたかった。演出の森(新太郎)さんから全然違うものを求められているので新鮮な気持ち」と、3度目の出演に向き合っている。

 読売演劇大賞で大賞・最優秀演出家賞などを受賞してきた演出の森氏からは“子供らしさ”を求められているといい、宮澤は「背筋が伸びた状態で笑みさえもこぼさない凛(りん)とした女性だった。今回はピーターパンと並ぶくらいおバカさんで好奇心旺盛な女の子をやりすぎなくらい、はっちゃけたお芝居をさせていただいている」と、タイガー・リリーのキャラクターをガラリと変えることになった。

 主演のピーターパン役の吉柳咲良(17)とは3度目の共演。吉柳については「彼女はピーターパンそのものだなと、初めて会った時から思っていて、今年は森さんが(ピーターパンらしさを)引っ張り出している」と感じているという。

 昨年、コロナ禍で中止となり、2年ぶりの上演。宮澤にとって「ピーターパン」は毎年夏に観劇してきたこともあって“夏の風物詩”的な存在だった。「(残念な思いをした)スタッフの熱量を感じ取って、演者がエネルギーとしてお客様に届けなくてはいけない」と関わる人すべてが熱い思いを共有。細心の注意を払っての稽古が続くが、マスク越しでが会話しづらくなっているからこそ“心の扉を開いて”のコミュニケーションを心掛けている。

 間もなく迎える初日に向けて宮澤は「ネバーランドにいる森の住人は人数も増えてパワーアップしている。新しいダンスの表現にも注目してほしい。今年はより伝えたい思いを持って丁寧に作っている。夢や希望をもらえる、ピーターパンから背中を押される作品なので大人も子供もぜひ劇場に足を運んでほしい」と意気込みを見せている。

 東京公演は8月1日まで。ほか相模原など4都市で公演予定。

 ▽ストーリー あるところに、いつまでも子どものままの男の子が1人いた。いたずら好きで、やんちゃでちょっぴり意地悪で、そして空を飛べるその子の名前はピーターパン(吉柳咲良)。ある日の夜、ピーターパンはダーリング夫妻(小西遼生、瀬戸カトリーヌ)の家に“あるもの”を取りに忍び込む。そこでダーリング夫妻の子供たち、ウェンディ(美山加恋)、ジョン(津山晄士朗)、マイケル(遠藤希子、君塚瑠華のダブルキャスト)と友達になったピーターパンは3人を連れて夢の国ネバーランドへと飛び立つ。ウェンディはネバーランドで出会った迷子たちの“お母さん”になり、タイガー・リリー(宮澤佐江)率いる森の住人たちとも仲良くなった。ウェンディたちは楽しい時を過ごしながらも、いつしか家が恋しくなり、迷子たちも連れてロンドンの家に戻ることに。ところが、フック船長(小西遼生=2役)率いる海賊たちが待ち構え、ウェンディたちを捕らえてしまう。全員で海賊との激しい戦いの末、ピーターパンとの最後の別れを惜しむウェンディたち。ウェンディは彼に「春の大掃除の季節にはきっと迎えに来てね。」と願う。時がたち、約束を果たしにピーターパンがやってくるが…。

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