日向坂×櫻坂 欅の聖地に再集結、改名後初の合同ライブ 互いの成長称え熱唱

[ 2021年7月12日 00:00 ]

ステージに集結した日向坂46と櫻坂46のメンバー(C)上山陽介
Photo By 提供写真

 アイドルグループ「櫻坂46」と「日向坂46」が11日、山梨県富士吉田市の野外コンサートホール「富士急ハイランドコニファーフォレスト」で合同ライブ「W―KEYAKI FES.2021」を開催した。

 それぞれ改名前の欅坂46、けやき坂46時代の17~18年に同所で「欅共和国」と題し2組でライブを開催。19年の「欅共和国」は欅坂46のみで行い、昨年はコロナ禍で中止となっていた。今回は1本の「欅」から生まれた2組が、改名後も坂を駆け上がっている互いの成長を称え合おうと、公演名を変えて「聖地」に再結集した。

 冒頭、ステージ上に両グループの総勢46人が肩を並べた。櫻坂46の菅井友香(25)は「3年前にここで一緒にライブをしていたのでうれしい。(改名後)初めての合同ライブだから気合バッチリです」と興奮。日向坂46の佐々木久美(25)と「最高の夜にするぞ!」とキャプテン同士で声をそろえ、開演を宣言した。

 中盤までは2曲を披露するごとに、後半は1曲ごとにグループが入れ替わってそれぞれの持ち歌を熱演。声援の代わりにスティックバルーンを打ち鳴らして盛り上がるファンに対し、日向坂46の加藤史帆(23)は水分補給を呼び掛けるなどし「こんな野外で、こんな奇麗な夕日を見ながらパフォーマンスできるなんて幸せ」と富士山を望む絶景に感激。ラストには2組が「W―KEYAKIZAKAの詩(うた)」(17年)を一緒に歌って約3時間のステージを締めくくった。

 今回の合同ライブは9日は櫻坂46が、10日は日向坂46がそれぞれ単独で公演。櫻坂46は改名後初の全国ツアー、日向坂46は初の全国アリーナツアーの開催を発表した。菅井は「一緒にやったからこそグループの違いが分かった」と手応えを得た様子だった。

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2021年7月11日のニュース