松本人志 五輪無観客開催めぐる“逆転現象”指摘「子どもが親を指導しているみたいな形に」

[ 2021年7月11日 11:14 ]

ダウンタウンの松本人志
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 「ダウンタウン」の松本人志(57)が11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。緊急事態宣言下での五輪無観客開催について、持論を展開した。

 大会組織委員会、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の各代表による5者協議が8日に行われ、首都圏会場の無観客が合意された。政府は同日、東京都への新型コロナウイルスの緊急事態宣言再発令と、3県のまん延防止等重点措置の延長を決定。これを受け、感染拡大リスクを減らすため観客受け入れを断念した。その後、北海道、福島も無観客に。宮城、静岡の会場は「定員50%以内で最大1万人」の観客上限を維持して開催。茨城県は昼間は県内の児童のみ入場を認めた。

 「ずっとなんで逆転現象が起きてるのかなって」と切り出した松本。「国民が『オリンピックだ!』『ちょっとぐらい客入れろ』『酒ぐらい飲ませろ』となっているところを、国が『まあまあまあ、今、コロナだから』って(抑えて)やるのが普通だと思う。今、完全に逆転している」と指摘した。

 「子どもが親を指導しているみたいな形になっているのは何なんだろうなって。自分の親に考えると、うちの親もちゃんとしつけはしてくれたけど、たまに辻褄(つま)が合わないことをオカンが言うなと、突き詰めると金のことなんです。金が絡むと辻褄(つま)が合わなくなるんですよね」と持論を展開。これに、番組MCの東野幸治(53)も「今回はお金のことなのか、秋の選挙なのか、辻褄(つま)が合わない)」と指摘。松本も「なんか、そう思いますね」とうなづいた。

 とはいえ、最後は「みんな、菅さんもそうですけど、“むきゃんきゃく”って言ってますね。もう言いづらいなら“むきゃんきゃく”にしたらええのになって」と滑舌についても指摘した。

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2021年7月11日のニュース