歌舞伎座「七月大歌舞伎」関係者が感染 片岡亀蔵が濃厚接触者の疑いで出演取りやめ

[ 2021年7月11日 12:13 ]

歌舞伎座
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 松竹は11日、歌舞伎座「七月大歌舞伎」の舞台関係者1人にコロナ陽性者が確認されたと発表した。出演予定だった片岡亀蔵(59)が濃厚接触者に該当する可能性があり、保健所の判断結果が出るまで出演を取りやめるとした。

 松竹は「歌舞伎座『七月大歌舞伎』第二部の舞台関係者1名が一昨日7月9日(金)に発熱の症状があり、医療機関にて受診し、PCR検査の結果、『陽性』であることが確認されました。それに伴いまして、出演の片岡亀蔵が濃厚接触者に該当する可能性があり、体調の変化もなく、健康な状態ですが、専門家の先生の意見も加味しまして、保健所の判断結果が出るまでは、出演を取りやめることになりました」と発表した。

 「舞台関係者1名は保健所の指導及び松竹のガイドラインに則り、療養に専念いたします。なお、当人は、現在も発熱の症状が続いておりますので、今後も健康状態の経過観察を行うと共に、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をして参ります」と記した。代役は中村吉兵衛(47)が務める。

 「七月歌舞伎」は7月4日に初日を迎え、第1、2部が29日まで、第3部が16日までを予定している。松竹は3日にも、歌舞伎座「七月大歌舞伎」の舞台関係者1名にコロナ陽性者が出たことを発表。濃厚接触者はおらず、公演は予定通り上演するとしていた。

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2021年7月11日のニュース