清原和博氏がベスト・ファーザー賞in関西受賞 挫折の中息子に思い注ぎ再起に向かう姿に…

[ 2021年6月14日 17:00 ]

清原和博氏
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 元プロ野球選手の清原和博氏(53)が「第14回ベスト・ファーザー賞in関西」スポーツ部門特別賞を受賞することが決まった。14日午後6時から授賞式が行われる。

 選考理由として同実行委員会らは「野球・スポーツ界において国民的スーパースターに生じた挫折。その状況下でも絶やすことなく息子2人に思いを注ぎ、向き合う清原さん。再起を果たそうと前向きに生きる姿に、スポーツファンだけではなく、多くの国民が感銘を受けている。現役時代、私たちに夢や希望を与えてくれた同氏に、今度は再起を願う多くの人たちになり変わって、エールの思いをこめた」としている。

 清原氏は16年2月に覚醒剤取締法違反で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けたが、昨年6月に猶予期間が満了。その後、ツイッター、YouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」を開設し、その時々の率直な胸中を明かしてきた。

 今月7日には「二人の息子達の存在が自分の生きる力になってます」などとつづった。長男で慶大1年生の正吾内野手は2日に神宮で行われた東京六大学野球の新人戦にあたるフレッシュトーナメントの東大戦で公式戦デビューし、清原氏もスタンドで息子のプレーを見守っていた。

 同賞のスポーツ部門はこれまで、フィギュアスケートの織田信成氏(34)、サッカー元日本代表MF遠藤保仁(41)らが受賞しているが、清原氏のように離婚後の受賞は異例。

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2021年6月14日のニュース