年内開催模索 大阪ロックフェス「METROCK」最終的に中止決定 代替日程・会場メド立たず

[ 2021年6月14日 14:50 ]

 今年5月の開催を断念し、年内開催を模索していた野外ロックフェスティバル「OSAKA METROCK(メトロック)2021」が最終的に中止となった。14日、公式サイトで発表された。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2年連続中止となった。

 「今年5月の開催を断念し、延期開催を模索しておりました『OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2021』は、最終的に中止とさせていただきます。チケットを払い戻さずに、延期開催を楽しみにお待ちいただきましたお客様には、心よりお詫びを申し上げます。また、出演を快諾してくださったアーティストの皆様およびその関係者の皆様、いつも私たちと共にMETROCKを創り上げて下さるスタッフや関係者各位にもお詫び申し上げます。この間、事務局一丸となって延期開催に向けて議論を重ねてまいりましたが、現時点で代替開催日程および会場に明確な目途が立っておりません。これ以上判断を引き延ばすことはできない、との結論に至った次第です。皆様のご理解をお願いいたします」

 5月15~16日に堺市・海とのふれあい広場で開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月30日に開催断念を発表。「昨年に引き続き今年も、『中止』でなく、『開催断念』と表現したのは、年内中の延期開催の実現を模索しているためです。会場やスタッフ、アーティストの皆さんのスケジュールの確保に加え、新型コロナウイルスの感染状況など、実現に向けた難題こそありますが、今年こそお客様、アーティストの皆様とともにMETROCKの歓喜を共有したいという明確な意志をもって、この難局を突破したいと強く思っています。皆様のご支援をお願いいたします」としていた。

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2021年6月14日のニュース