OSK新トップスター・楊琳お披露目　キレッキレのダンスで「こんな時だからこそ楽しんで」　　

OSKの象徴でもある桜パラソルでフィナーレを飾る新トップスター楊琳
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　OSK日本歌劇団の新トップスター楊琳（やん・りん）が13日、大阪松竹座で14日に開幕するお披露目公演「レビュー夏のおどり　STARt」の公開げいこを行った。

　洋物レビュー2本立てのステージで、キレのあるダンスを披露した揚は、終演直後の取材でも「ランナーズハイで、さわやかな汗をかいたな、という感じ」と笑顔。「いよいよお客様に見て頂くということでワクワクドキドキ。こんな時だからこそお客様に楽しんで頂けるよう、真心込めてお届けしたい。前進あるのみ」と大きな瞳を輝かせた。

　楊は近鉄からの支援が打ち切られ、劇団の存続さえ危ぶまれていた05年に研修所に入り、コロナ禍でトップスターに就任した。来年には劇団100周年を背負うという激動の人生。楊は「100年の時に自分が在団しているのも奇跡なのに、すごい運命のもとに生まれたな、と思っています。（100周年を）背負って爆走していきたい」と力強く誓った。公演は18日まで。東京・新橋演舞場では8月5～8日。

　さらに100周年記念公演が来年2月の大阪松竹座を皮切りに3月新橋演舞場、7月に京都南座で行われることも発表された。