おいでやす小田「だ液が鉄の味していた…」 芸人を辞めようと決断した過去を吐露

[ 2021年5月23日 20:58 ]

おいでやす小田
Photo By スポニチ

 お笑いユニット「おいでやすこが」のおいでやす小田(42)が、23日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝!」(日曜後4・30)に出演。芸歴20年でブレークした苦労話を明かした。

 若手時代に、現在の「モンスターエンジン」西森洋一とコンビを結成していたが、西森の実力に目の当たりにして『じゃない方芸人』になると思い、コンビ解散。ピン芸人になってからも、念願のテレビ出演を果たしたが、結婚してわずか8日後に番組が終了など、苦労の連続だったという、おいでやす小田。波乱万丈の芸人人生でもあったが、最大の危機は2016年だった。

 2010年から15年までの6年間は、ピン芸人の日本一を決める「R―1」で準決勝敗退。「やっぱり、パフォーマンスが悪くて、飲まれていた。緊張を乗り越える術を体得していなかった」と実力も経験も不足していたことを実感。ある朝、目覚めると「だ液が鉄の味していた」といい、「ピン芸人である以上、決勝に出られなかったら辞めなければいけないと思った。(2016年に)はっきり、辞めようと思った」と振り返った。

 準決勝のネタを書いていた大阪のファーストフード店でも「これがネタを書く最後」と覚悟。しかし意を決して臨んだ2016年の「R―1」で何とか決勝に進出し、そこから5年連続で決勝に進出するなど結果が出始め、今があるという。

 MCの月亭八方(73)は「7年目で(決勝に進出できる)ネタが書けたのがすごいな」と土壇場での巻き返しにうなっていた。

続きを表示

2021年5月23日のニュース