5人の嵐にまた会える ファン待望!20周年記念ライブを記録した映画完成

[ 2021年5月23日 08:00 ]

映画「ARASHI Anniversary Tour 5 × 20 FILM “Record of Memories」
Photo By 提供写真

 5人の嵐にまた会える――!昨年いっぱいで活動を休止した嵐の20周年記念ライブ(2019年開催)を記録した映画が完成した。タイトルは「ARASHI 5×20 FILM」で、代表曲「A・RA・SHI」「One Love」などの楽曲を披露する5人の姿が最高の音質、画質で収録されている。

 メガホンを取ったのは、映画「20世紀少年」や「TRICK」シリーズなどで知られる堤幸彦監督。「たくさんライブ映像を撮ってきましたが、間違いなく自分が撮った中では最高峰になる」と自信を見せている。東京、韓国・釜山と並びアジア最大規模で行われる中国・上海国際映画祭(6月11~20日予定)の2部門に出品される。

 「5×20」は、18年11月から19年12月にかけて行われたライブツアー。その打ち合わせ中に着想が生まれ、今回の映画化が実現した。今作の撮影のためのライブを19年12月23日に東京ドームで開催。CDの購入者でファンクラブ会員から選ばれた5万2000人のファンが参加した。

 昨年9月に発売された「5×20」のライブDVD収録の際には41台のカメラが使用されたが、今作は100台以上で撮影。各メンバーを専門に追う“専用カメラ”も用意された。ステージ後方に、普段は見られない背中を撮影するカメラも設置しており、さまざまな角度から余すところなく楽しむことができる。

 上海国際映画祭では招待作品の中から厳選した「Gala部門」、音や映像をこだわり抜いた作品が上映される「Dolby Vision部門」に出品される。

 堤監督は「手のひらから飛び立つドローンに5人が映し出されるところから始まって、彼らの手に戻っていく」と映画について語っており「回る地球と東京ドーム、嵐と同じ時間を生きていることを体感してほしい」と呼び掛けた。日本公開の日時は未定だが、5人の嵐との“再会”が楽しみだ。

 《大野以外は個人で活動》昨年12月いっぱいでのグループ活動休止後、リーダーの大野智(40)は芸能活動休止しており、他の4人は個人で活動中。松本潤(37)は主演映画「99.9―刑事専門弁護士―THE MOVIE」が今冬に公開され、23年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の主演に決定。櫻井翔(39)は日本テレビ「ネメシス」(日曜後10・30)で広瀬すず(22)とダブル主演中。また、同「news zero」の月曜キャスターも務めている。また司会としては櫻井が同「1億3000万人のSHOWチャンネル」(土曜後9・00)、二宮和也(37)が同「ニノさん」(日曜前10・25)、相葉雅紀(38)がフジテレビ「VS魂」(木曜後7・00)などで登場している。

 ▽「ARASHI Anniversary Tour 5×20」 嵐の20周年記念ライブとして、2018年11月から19年12月まで計50公演を実施。1つのツアーとしては、日本史上最多の累計237万5000人を動員した。

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2021年5月23日のニュース