上沼恵美子 田村正和さん40年前共演時の“男前”エピ 「コースターの裏に」夜の打ち上げで感じた気遣い

[ 2021年5月23日 12:32 ]

上沼恵美子
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 タレントで歌手の上沼恵美子(66)は23日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)に出演。4月3日に77歳で亡くなった俳優・田村正和さんについて「私、ショックでしたファンというよりシンボリックで、きれいな方でした」と突然の訃報に驚きの表情を隠せなかった。

 芸能レポーター・井上公造(64)が「田村さんは、日本を代表するテレビ俳優でした」と紹介すると、上沼は何度もうなずきながら「でも、なんで、1カ月半も分からなかったんだろう」と。井上は、死去したことが1カ月半も公表されなかったことを「(3年前に)役者としてフェードアウト。そして人生をフェードアウトした」と説明した。

 40年前、大阪・新歌舞伎座の舞台で田村さんと共演した上沼は、当時の田村さんの“イケメン”エピソードを明かした。大阪・ミナミのスナックを借り切って開催された中日(なかび)の打ち上げに出席。上沼は田村さんの隣に座ったそうで「水割りしかお飲みにならなかった。軽食があったのに、何にも食べずに」「ずっと足を組んでた。足が長いんで、足がグルッともう1周した」「カラオケはかたくなに歌われなかった」と懐かしい思い出話を披露した。

 上沼が最も感動したのは夜10時頃のこと。「上沼さんは人妻で、お子さんもいるのだからもう帰ってください」と気遣いされた。上沼は「もっといたかったんで」と店に残ると、田村さんがコースターの裏に上沼の夫にあてて「『遅くなります』と書いてくださった」そうだ。結局、夜中の2時まで打ち上げに参加した上沼。「田村さん、ホントにどこから見ても格好良かった。鼻の陰影がこうあって…」と当時を思い巡らして、乙女のように目を輝かせていた。

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2021年5月23日のニュース