志村けんさん かわいい後輩・ダチョウ倶楽部のギャグ「どうぞ、どうぞ」の危機救った金言とは…

[ 2021年5月23日 16:21 ]

志村けんさん
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 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」が23日放送のカンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」にゲスト出演し、恩人・志村けんとの思い出を語った。

 舞台「志村魂」では、幕前にダチョウ倶楽部が登場し、客席を温める役割も担った。やるのを嫌がる上島竜兵(60)に、「じゃあ、俺がやるよ!」と肥後克広(58)、寺門ジモン(58)が申し出た後、つられて「じゃあ俺が」と言う上島に結局役割を押しつけるギャグ「どうぞ、どうぞ」。ウケがイマイチで、その日のステージでは披露するのをやめたが、志村さんから「なんでやらなかったの?」と聞かれたという。「ウケなかったのは、どうせウケないと思って力抜いてやったからでしょ?ちゃんとやればウケるから」と助言され、さらに「芸人が客より先に飽きちゃダメ」との言葉を授かった。

 その後、バカ殿メークをした白い顔の志村さんが舞台そでにらみをきかせる中、「どうぞ、どうぞ」を必死にやると、客席は爆笑に包まれた。志村さんの金言がなければ、「“どうぞ、どうぞ”のギャグは消えていたかもしれない」と肥後はあらためて感謝した。

 志村さんは、後輩への金言を自身にも言い聞かせていたようだ。同舞台で14年共演を続けたダチョウ倶楽部。肥後は「変なおじさんのコントをやるんだけど、“だっふんだ!!”を最後やる前、志村さん本人の腕にはぶわーーっと鳥肌立ってた」と回想した。毎回こん身のギャグを披露し続ける姿から、3人はまさしく「志村魂」をしっかりと感じ取っていた。

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