渡辺大 “国宝級のあの人”と立ち回り「覚悟しておかなければ」 舞台「魔界転生」で宮本武蔵役に挑戦

[ 2021年2月18日 15:25 ]

舞台「魔界転生」をPRする渡辺大
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 舞台「魔界転生」(6月2~10日、大阪新歌舞伎座)で宮本武蔵役を務める俳優の渡辺大(36)が18日、大阪市内で取材会に出席。デビュー20年目での初の舞台に「ドキドキ、ワクワク。松平健さんとの一騎打ち、楽しみにしてます」と目を輝かせた。

 17歳で映像デビューした渡辺は舞台が初めて。宮本武蔵役を演じる。全体での稽古は始まっていないが、1カ月以上前から個人で立ち回りの稽古は進めている。「剣の求道者」である武蔵は二刀流。「形が違う。ドラムをやっている感じ。足裁きもかかわる。バラバラだけど、それを連動させないと」と2本の刀を操る斬り合いシーンは見ものだ。

 特に注目は十兵衛の父・柳生宗矩役を演じる松平健(67)との立ち回り。渡辺は、若い頃から「乗馬と殺陣はいずれ役に立つからと(稽古を)続けてきました」とぬかりはない。「松平健さんという国宝級のレベルの方との立ち回り。同じ土俵です。覚悟しておかなければ」と気を引き締めた。

 18年10月に上川隆也(55)が柳生十兵衛役を演じて10万人動員を記録。今回はさらに作品を練り上げ、ブラッシュアップして令和版の新しい「魔界転生」を作り上げた。

 他には、黄泉の世界から蘇った淀殿役を浅野ゆう子(60)、天草四郎役を小池徹平(35)、天草四郎の姉・お品役を藤原紀香(49)が演じる。

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