古舘伊知郎 コロナ禍での国会の在り方に「医療従事者の方が悲鳴を上げている時に国会を閉じていいのか」

[ 2020年12月23日 15:38 ]

フリーアナウンサー古舘伊知郎
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(65)が23日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大中の国会の在り方に言及した。

 古舘は「国会閉じたのが、僕は考えられない。閉会中審査やってる場合じゃなくて、こういう国難の時には与野党がスキャンダルはやらない。そういう取り決めをしてコロナ1本で」と強調。そして、インフルエンザ特措法に触れ「改正する議論の余地がいっぱいあるわけですよ。強制力を生んでいいのか、反対する人がいるのも分かるんですが、ある程度の強制性を持たなきゃいけないんじゃないかって考えもある。それから医療提供態勢にどういう補償ができるか、自粛要請を強制力を強めた場合にお店にどういう補償ができるかっていうことをスピーディーにやるためには特措法の改正を視野に入れなきゃっていう考えが1つある」と指摘。

 さらに「それを国会で与野党でもんでもらいたい。それから感染症法も改正が言われている。これも議論の余地があるのは承知していますが、今の二類相当という形でCOVID―19を扱っていると、コロナの患者さんを受け付けますって手を挙げた病院が結果、経営的に損をして経営的にもひっ迫するなんてこんなことがあっちゃいけない。感染症法をいじって多くの病院がコロナの方を受け付けてくれるような態勢をつくるために予算を計上して人的パワーも入れなきゃいけない。そこで国会閉じて厚労省の官僚の方々も法改正なんて言ったらえらい大変だから、それこそが縦割り行政に横串を入れるってこと。この年末に医療従事者の方が悲鳴を上げている時に国会を閉じていいのかって本当に思う」と強く訴えた。

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2020年12月23日のニュース