ももクロ新アルバム、タイトルは「田中将大」!登場テーマ曲集めたベスト盤、来年2・24発売

[ 2020年12月23日 05:31 ]

田中将大の登場テーマ曲を集めたアルバムを発売する「ももいろクローバーZ」。(左から)田中将大、「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに
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 ヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)の登場テーマ曲を集めたベスト盤が発売される。親交の深い、ももいろクローバーZのニューアルバムでタイトルは「田中将大」。野球選手の個人名がアルバムタイトルになるのは、極めて異例だ。

 「モノノフ(ももクロファンの通称)」を自称する田中は、楽天時代からももクロの曲を登板時の登場曲に愛用。14年のヤンキース移籍後は、ももクロが7年連続で田中のためのオリジナル曲を制作してきた。オリジナル曲は未発売の楽曲が多く、ファンからは発売を求める声も多く上がっていた。ヤンキースタジアムでの田中の先発時か、ライブでのみ聴けることがプレミア感を呼んでいたが、過去の名曲たちが勢ぞろいする。

 無観客開催だった今季の登場曲は、ファンキー加藤も歌に参加した「On Your Mark」。田中は「さあ行くぞ!とスイッチが入る登場曲。ヤンキースでの登場曲も7曲目で、このためだけに毎年変わらず提供し続けてくれて感謝いたします」と感激していた。楽天時代も含めて登場曲に使用した計10曲が収録され、来年2月24日に発売される。

 野球の総本山ヤンキースタジアムに響いてきた名曲たちは、米国の野球ファンには驚きをもって迎えられ、田中の代名詞としてメジャー通算78勝を後押ししてきた。異例のフルネームタイトル。田中ファン、ももクロファンのみならず、激闘の名シーンをよみがえらせる貴重な一枚になる。

 《11年落合博満氏も》野球選手自身がレコードやCDをリリースしたケースは少なくないが、選手名がアルバムのタイトルになることは極めて珍しい。現役時代に3度の3冠王に輝き、監督としては中日を4度のリーグ優勝と07年の日本一に導いた落合博満氏は、11年11月にアルバム「落合博満ゴールデン★ベスト」を発売。落合氏のデビュー曲「サムライ街道」、信子夫人とのデュエット「そんなふたりのラブソング」などが収録されている。

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