金子恵美氏 変異種含むコロナ対策に「英国を止めても…他の国から入ってこられたら」

[ 2020年12月23日 10:36 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(42)が23日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。政府が英国で感染が広がる新型コロナウイルス変異種への対策として、英国から帰国した7日以内の短期出張者に認めている14日間の待機免除措置を一時停止する方向で調整に入ったことに言及した。

 英国からの入国を巡っては、原則禁止を維持しつつ、例外を徐々に拡大してきた。3カ月以上の中長期滞在の外国人を対象にした入国を条件付きで認めたのに加え、ビジネス目的の短期出張帰国者や再入国者を対象に待機免除を実施してきた。日本人や日本で暮らす外国人の7日以内の海外出張に関しては、11月1日から英国を含む全世界を対象に、行動計画書の提出などを条件に帰国後14日間の待機措置が免除されている。

 金子氏は「GoToは国内では止めている。だけれども直近でいうと新千歳空港で中国、韓国の旅客機を受け入れるという状況になっていて留学生の戻りが増えているという情報がある。それでいて日本の空港の防疫態勢はすごく脆弱で、専門家に聞くと、要請であって強制力がないのでどんどん入ってきているという」と指摘。その上で「英国以外にももうすでに変異種があるとなったら、英国を止めて2週間隔離といっても、ビジネスの往来に関しては特定の国は2週間の隔離もしていないので他の国から入ってこられたら…国内に目を向けるよりも、この水際対策の問題の方が深刻だと思う」と自身の考えを述べた。

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2020年12月23日のニュース