清原和博氏 立ち直りのきっかけは夏の甲子園「死んでいた魂がドクッドクッと脈打った」

[ 2020年7月8日 12:41 ]

清原和博氏
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 元プロ野球選手、清原和博氏(52)が7日深夜放送のフジテレビ「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0・25)にゲスト出演。2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕され、今年6月15日に執行猶予が満了してから初めての地上波テレビ番組出演を果たした。

 逮捕から1、2年が精神的にも肉体的にも1番つらかったという清原氏。MCの「とんねるず」石橋貴明(58)が「どうやって乗り越えた?」と聞くと、「生きていく力がなかった。野球をしたことすらも後悔していた。野球選手してなかったら、こうなってなかったのかなって。だから全然野球見なかった」と振り返りつつ、立ち直りのきっかけは「甲子園」だったことを明かした。

 「(2年前の夏の)甲子園の第100回大会を見に行きたいと言ったら“勝手にチケットを買って来る分にはいい”と。招待的なものではなかったんですが、それでも行きたかった」と言い、石橋が「何もかも失ってしまって、どん底の状態から100回大会を見に行こうと心に決めて、その時の清原和博の目に甲子園はどう映ったんですか?」には「巨人-阪神戦で何回も行ってるけど、その甲子園っていうのは自分の中ですごい覚えてるんですけど、16、17、18歳の時のあの時の甲子園を見てみたいっていうのがあったんで。スタンドから見て“あー俺、こんな所で本当に野球したのかな”って。“高校野球って本当にいいよな”って。そっから元気をもらいましたね」と笑顔で語った。

 石橋が「やっぱり清原和博をもう1度奮い立たせたのは、夏の甲子園だったんですか?」と聞くと、「特に金足農業の吉田(輝星)君(現日本ハム)っていう投手。相手が大阪桐蔭だったじゃないですか。片や秋田県の全員、公立の中学出身、大阪は、昔のPL学園みたいな学校。なんか死んでいた魂がドクッドクッと脈打って来た感じがあった」と、立ち直った“瞬間”の心境を告白した。

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2020年7月8日のニュース