時代とマッチ&「逃げ恥」からバトン 多部未華子主演 TBS火曜ドラマ初回歴代最高14・2%

[ 2020年7月8日 17:57 ]

TBS火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の主演を務める多部未華子
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 女優の多部未華子(31)が主演を務めるTBS火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(火曜後10・00)が7日にスタートし、平均世帯視聴率は14・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。2014年4月期に新設された「火曜ドラマ」の初回歴代最高をマークし、好発進した。

 従来の「火曜ドラマ」初回最高は17年7月期「カンナさーん!」の12・0%。これを大幅2・2ポイントも上回った。

 四ツ原フリコ氏の同名ウェブコミックを原作に、仕事はバリバリ、家事は苦手な製薬会社のキャリアウーマン・相原メイ(多部)が家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)を雇う姿を描くラブコメディー。別の製薬会社のライバル社員を瀬戸康史(32)が演じる。

 「女性さえも家事をアウトソーシングする」というベースの題材が時代性とマッチ。また、コロナ禍にある日々の中、この枠らしい“平和な作風”もハマったようだ。

 当初は4月14日スタート予定だったが、新型コロナウイルスの影響により約3カ月遅れ。この間、16年10月期「逃げるは恥だが役に立つ」の「特別編」も放送され、6月30日には今作の予告映像で多部が「恋ダンス」を踊り、話題に。「逃げ恥」も家事が題材の1つで、バトンパスもうまくいった。

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2020年7月8日のニュース