遠野なぎこ 摂食障害に苦しんだ過去振り返り「人の体形、容姿に関することは言ってはいけない」

[ 2020年7月8日 22:43 ]

遠野なぎこ
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 女優の遠野なぎこ(40)が8日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)にリモート出演し、自身が過去に摂食障害に悩まされた経験を語った。

 遠野は「自粛期間中に食が進まず体重が10キロも減ってしまい、緊急事態宣言解除後の今も食欲はあるのに太るのが怖くて食べることができない」という視聴者からの相談に対し、「私自身が15歳から25年間、摂食障害という病気と闘っているんですね。その立場から今のお話をうかがうと、痛いほど気持ちがわかる。そして(病気の)入り口に入ってしまってる」と自身の経験を踏まえてコメント。

 「単純に食欲とかそういうものだけではないんですよね。10キロも減ってしまうなんて、ちょっと異常じゃないですか。メンタルの問題もあるかもしれないし。まずは病院を受診してほしいなと思う」と勧め「あんまり深みにハマると地獄ですからね。摂食障害の人生というのは。完治が相当難しいと言われているので」と病気の恐ろしさを語った。

 「一つ言いたいのは『あなたはあなたのままでいいんだからね、一人じゃないんだからね』ということ。それだけお伝えしたいです」と相談者に寄り添い、「あとはやっぱり『痩せてキレイになったね』とか、人の体形に関して何か言ったりすることはいけない。そういう言葉を、褒め言葉だったとしても言ってしまうのはとても危険だということを、今一度皆さんにわかってもらいたいなと思います。容姿に関することは言ってはいけない」と周囲の人々へも呼びかけた。

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2020年7月8日のニュース