藤井七段タイトル戦“3密”対策徹底でアシスト 警備態勢の強化着々

[ 2020年6月6日 05:30 ]

藤井聡太七段 タイトル戦最年少出場 棋聖戦5番勝負8日開幕

永瀬拓矢2冠を下し会見で話をする藤井聡太七段(撮影・河野 光希)
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 フィーバーの中で“密”を避けるという2つの大きな課題に、警備態勢の強化なども検討されている。通常、タイトル戦で開催される前夜祭や大盤解説会は中止。将棋連盟関係者は「コロナ対策も今までにないことで、しかも藤井さんは羽生さんともまた違う、言ってみれば芸能人に近い人気。2つの全く経験のないことが重なる」と語る。

 2017年に29連勝で“藤井フィーバー”が起きた時には、対局場まで侵入を試みるファンもいたため警備員を増員した。今回も同様の措置を検討しており「8日まで準備できる日にちも少なく、とにかく手探りでやってみるしかない」としている。

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2020年6月6日のニュース