大泉洋 笑いに厳しい大阪人に苦笑いの過去…夢は「1度、NGKの舞台に立ちたい」

[ 2020年1月29日 18:32 ]

映画「グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~」先行上映会の舞台あいさつに登場した(左から)成島出監督、大泉洋、小池栄子
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 俳優の大泉洋(46)は29日、大阪市内で開かれた映画「グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~」(2月14日公開、成島出監督)の先行上映会・舞台あいさつに登場。「せっかく大阪に来たんだから1度、NGK(なんばグランド花月)の舞台に立ちたい。諸先輩にあいさつしたい」と笑いの本場での夢を語り、500人のファンの笑いを誘った。

 情けないのになぜかモテるダメ男・田島を大泉が演じ、美貌を隠して我が道を生きるパワフルなヒロイン・キヌ子役を小池栄子(39)が務める喜劇映画。「感動、涙より笑いでしょ、というのがお互いに共通」と大泉が明かしたように、2人は笑いを重視しているそうだ。

 だが「大阪の方にコメディーを見てもらうのは、大丈夫なのか」と大泉は不安視。小池が「お笑いには厳しいけど、2人の関係性とか、どういう感想を持っていただけるか聞きたい」と真面目に返答。「まあ、漫才を見てもらうわけじゃないし、オチが弱いとか、ボケてないとかではないんで」と大泉がニヤリ。それでも「以前、(大阪での)アンケートで結構辛らつだった。すごく盛り上がって、あれだけ笑ってくれてたのに、あとで、笑いが弱いって」と笑いに厳しい大阪人の評価に苦笑いした過去を明かした。

 小池が舞台版でも熱演した「グッドバイ」は、昭和の文豪・太宰治の未完の遺作を、ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させ、舞台で2015年に上演された。成島出監督は「中身は何もない。頭を空っぽにして楽しんでください」とアピールすると、大泉は「どんどん展開する。中身がないことはない。あたたかいものがあります」と言い返して、締めくくった。

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2020年1月29日のニュース