欅坂46キャプテン菅井 平手の“脱退”選択に「本人の気持ちなのかな…」

[ 2020年1月29日 13:31 ]

舞台「飛龍伝2020」の公開稽古に登場した(左から)味方良介、菅井友香、石田明
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 アイドルグループ・欅坂46のキャプテン、菅井友香(24)が29日、都内で主演舞台「飛龍伝2020」(30日~2月12日、新国立劇場)の公開ゲネプロ(通し稽古)を行った。

 ゲネプロ前に報道陣の取材に応じた菅井は、同グループから平手友梨奈(18)が脱退、織田奈那(21)と鈴本美愉(22)が卒業、佐藤詩織(23)が休業することについて「グループでやっていく以上、どうしてもお別れはあるものだと思っているけれど、今回一気に何人も発表されたことについてはファンの方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも旅立っていくみんなのことはずっと応援しつつ、私たちもファンの方を心配させないよう、これを機に2020年はいろんなことに貪欲に挑戦してグループの新たな姿をどんどん見せていきたい」と語った。

 さらに、平手があえて脱退という言葉を使ったことから「『卒業』と『脱退』の違いをどう思いますか」と尋ねられると、すかさずすぐに隣にいた共演者のお笑いコンビ「NON STYLE」の石田明(39)が「それは辞書で調べたらわかるんじゃないですか?」と、周囲を笑いに巻き込みながら助け船。しかし菅井も質問から逃げず、石田の言葉の後に「本人の気持ちなのかなと思いますね…」と、キャプテンとして真摯に自らの言葉で答える一幕もあった。

 管井は初の主演舞台となるが、稽古を通しての成長ぶりには他の共演陣も驚きを隠せない様子。恋人役の味方良介(27)は「最初の頃の彼女を見て、どうなることか、舞台をなめんなよと思っていたんですが、今はアイドルではなく、女優として舞台に立っている。その姿を間近で見られてうれしいですね」と絶賛し、石田も「はじめはせりふをしゃべってもモスキート音かと思うぐらいだった。でも今は飛行機が通ったのかっていうぐらいグワーッて声が出るようになったし、感情の振り幅もどんどん大ききなっていった。だから公演が始まってからも良くなっていくと思います」と楽しみにしていた。

 「飛龍伝2020」は、つかこうへいさん(享年62)の代表作の2020年版。菅井は1960年代の安保闘争を舞台に、全共闘40万人を束ねる委員長の神林美智子役を演じる。「つかさんが伝えたかったことを世代を超えてみなさんにお届けする使命があると思うので、精一杯務めたい」と意気込んでいた。

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