長嶋一茂 厚底シューズ問題に「これは絶対ドーピングじゃない」「選手がかわいそう」

[ 2020年1月26日 13:45 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(53)が26日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。ナイキ製の厚底シューズが、世界陸連の新規則によって禁止される可能性が出てきたことについて言及した。

 一茂は問題のシューズについて「ある選手が履いたら血尿が出たらしいんです。なんでかっていうと、パフォーマンスを出し過ぎちゃんです。道具の進化によって、人間が持っているパフォーマンスの限界を超えさせられちゃうんです。ある選手はもう履かないって言ってるの。負荷がかかるわけ」と“解説”した。

 「陸連の話は何が問題かっていうと、過去の(記録)ホルダーの人たちに対してどうか」ということだとし、野球界の圧縮バット問題を例に取り上げ、「芯に当たらなくてもホームランになっていたという時代があって、これは過去のホルダーたちにおかしいだろと圧縮バットがなくなった。だから、そんなようなものじゃないかなと思う」とした。

 そのうえで「これは絶対ドーピングじゃないと思う」とキッパリ。「これをダメだって、厚底を薄くするっていったってところで、薄くしてももっといいものを作る。だって人間ってそういうもの」と続けた。

 さらに「選手はトレーニングが違うって人もいる、これを履くのと履かないのとで」とし、「オリンピックだって、やっとコース2周って決まった。遅すぎるんだよ」と陸連の対応の遅さをバッサリ。1月末には結論が出るとも言われているが、「早く決めてあげないと選手がかわいそう」と訴えた。

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