王将戦第2局 封じ手は「6三銀」 2日目がスタート

[ 2020年1月26日 09:10 ]

<王将戦第2局2日目>封じ手を開封する立会人の桐山九段(中は渡辺王将、背中は広瀬八段)(撮影・奥 調)
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 将棋の第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第2局は26日、前日から行われている大阪府高槻市の山水館で再開された。

 先に対局室入りしたのは1日目に続いて挑戦者の広瀬章人八段(33)。1分後に渡辺明王将(35)=棋王、棋聖との3冠=が続いた。1日目に渡辺が封じた66手目を立会人の桐山清澄九段(72)が開封。封じ手は「6三銀」だった。

 12、13両日に行われた第1局は、連覇を目指す渡辺が先勝。連敗はできない広瀬は第2局1日目に2時間42分の長考に沈む場面があったが、2日目にどんな戦いで巻き返しを図るかも注目される。

 持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は先手の広瀬が4時間26分、後手の渡辺が2時間57分。副立会人は稲葉陽八段(31)、記録係は古森悠太四段(24)が務める。

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2020年1月26日のニュース