レコ大優秀作品賞 Foorin興奮「本当に凄いこと」 ISSA、最終審査に向け対抗心!?

[ 2019年12月17日 04:00 ]

第61回日本レコード大賞の表彰式に出席した各受賞者
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 第61回日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)は16日、東京・赤坂のTBSで13賞の計41組に対する表彰式を行い、優秀作品賞を米津玄師(28)が作詞、作曲、プロデュースした「パプリカ」が受けた。歌唱を担当した小中学生ユニット「Foorin」は平均年齢11・2歳の5人組。大賞を受賞すれば史上最年少となる。

 表彰式は例年、昼ごろに行われてきたが、Foorinメンバーの下校時刻も考慮して今年は午後2時半に開始。記者会見も、遅めの午後4時スタートとなった。

 DA PUMPやAKB48のメンバーらとともに登壇した小学5年の、もえの(11)は「こんなに素晴らしい皆さんと一緒に(壇上に)立たせてもらえるというのは、本当に凄いことだと思います」と興奮気味。

 大記録がかかる大賞に向けては、「『パプリカ』を聞いて下さったり、歌って踊って下さったりしてくれる皆様がいなかったらこんなに素晴らしい賞も頂けなかったと思うので本当にうれしいです。これらも1人でも多くの方に『パプリカ』で元気とか笑顔を届けられるように精一杯頑張って行きたいなと思います」と特に気負いはない様子だった。

 もえのが他のメンバー4人に「何か言いたいことある?」と問いかけると中学1年の、ひゅうが(13)が「僕は、ただいま緊張していて背中の汗がビッショリです」と笑いを誘った。「このアーティストさんの方々を笑顔に出来るようなステージにしたいなと思っています」と続けると、壇上からは拍手。

 DA PUMPのISSA(41)も、30日の最終審査会に向けて「当日は、ゆきりんとFoorinには負けないように元気一杯に歌います」と対抗心をあらわに。最年長となったAKB48を30歳までは辞めないと宣言した柏木由紀とFoorinの”りんrinパワー”を警戒した。

 優秀作品賞は、3年生で最年少メンバーの、ちせ(9)ら3人にとっては史上初の小学生受賞。同曲は、東京五輪・パラリンピックに向けてNHKの「2020応援ソングプロジェクト」として製作され、昨年8月と9月には「みんなのうた」で放送。今年に入って米津が歌うバージョンもリリースされた。五輪開幕へのカウントダウンが迫る中、「Sing Out!」で史上最多タイの記録がかかる乃木坂46の3連覇を阻止するかが注目される。

 大賞を決める最終審査会は30日。令和初の頂点を計10組で競う。

 大賞候補の優秀作品賞はほかに、「ECHO」Little Glee Monster、「片隅」三浦大知、「黒い羊」欅坂46、「サステナブル」AKB48、「純烈のハッピーバースデー」純烈、「大丈夫」氷川きよし、「ドレミソラシド」日向坂46、「P.A.R.T.Y.~、ユニバース・フェスティバル~」DA PUMPも受賞。

 30日はTBSが「第61回輝く!日本レコード大賞」の番組名で午後5時30分から生中継する。

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