クドカン無念 「いだてん」視聴率、大河史上初1桁8・2%「負けたくなかったんですけどね」

[ 2019年12月17日 05:30 ]

宮藤官九郎
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 15日に放送されたNHK大河ドラマ「いだてん」の最終回の平均視聴率が8・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。全47話の期間平均は8・2%。期間平均が1桁となるのは大河史上初。「平清盛」(12年)と「花燃ゆ」(15年)の12・0%を下回る歴代ワーストとなった。

 「いだてん」は来年の東京五輪を前に、日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪までの半世紀を描いた。86年「いのち」以来、33年ぶりの近現代史となったほか、主演を中村勘九郎(38)と阿部サダヲ(49)がリレー形式で務めるなど挑戦的な内容だった。

 脚本を担当した宮藤官九郎(49)はこの日、TBSラジオ「ACTION」に生出演し「視聴率で負けたくなかったんですけどね」と悔しさものぞかせた。制作統括の訓覇圭氏は「ぶれることなく『いだてん』の世界を守り通すことができました」とコメント。

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2019年12月17日のニュース